田村です。
今回は、ビジネス用ブログのプロフィールの書き方を学んでいきましょう。
基本的にアフィリエイト用の講座内容ですが、ビジネス用ホームページのプロフィールにも応用可能な内容となっています。
また、今回の講座で学ぶことで、あなたは濃い読者の心を掴み、メルマガ登録数や成約数を伸ばすことが出来るでしょう。
それでは早速、プロフィールの書き方を学んでいきましょう。
Contents
なぜプロフィールは重要なのか
この記事を開いたということは、あなたはプロフィールに何らかの重要性を感じたはずです。
この時点であなたはかなりセンスがあると思います。
というのも、実際にプロフィールは超重要だからです。
それでは、プロフィールがなぜ重要かは分かりますか?
これに関しては、色んなブロガーさんが一致して「信頼、共感の窓口だから」という趣旨のことを言っていますね。
もちろん、これはド正論です。
なぜなら、読者は商材を買うかどうかの決め手にするためにプロフィールを開くことが多いからです。
あなたも、「管理人を信頼するかどうか」を判断するためにプロフィールを開いたことが一回くらいはあるでしょう?
というわけで、読者に信頼・共感してもらうためにプロフィールは大事な役割を果たします。
ただ、あなたにはプロフィールに関して、もう一歩進んだ認識を持ってもらいたいのです。
それは、「プロフィールとは読者の心をガッチリ掴むためにある」ということです。
というのも、ビジネス用のブログで自分語りが出来る機会はめったにありません。
なので、「読者に共感してもらおう」ではなくて、「読者の心をガッチリ掴むぜ!」くらいの勢いでビジネスへの熱い思いを語るべきなのです。
それでは具体的にどういうプロフィールの書き方をするのかは、後でプロフィールの構成のところで説明しますね。
プロフィールを書き始める前に
まず、プロフィールの書き方の前に、基本的なライティングは押さえて欲しいと思います。
ネット上におけるライティングの基本とは、以下の要素です。
- 語尾は連続させない
- 主語を省かない
- 主張には必ず直前か直後に根拠をつける
なぜこれが大事なのかは、以下の記事を参考にしてください。
【参考記事】
上記の記事の序盤で基礎ライティングの解説をしています。
また、ビジネスにおいては優れたものを分析してモデリングするのは基本です。
ですので、あなたが魅力的に感じたプロフィールを分析するのは前提になってきます。
しかし、「どこに着目して分析したらいいの?」という当然の疑問をあなたは持つはずです。
そうした着眼点に関しては、この後にプロフィールの構成を解説しますので、それを元に他の人のプロフィールを分析しましょう。
ブログプロフィールの書き方と構成について
それでは、早速ブログのプロフィールの構成について学んでいきましょう。
まず、プロフィールに必要な要素は以下の5つです。
- キャッチコピー
- 自己開示
- 理想の未来(または理念・コンセプト)
- 価値提供
- 行動の呼びかけ
これらはもちろん1つずつ説明しますね。
あと、最初のキャッチコピーと最後の行動の呼びかけ以外は特に順番は意識しなくていいです。
あなたが書きやすい順番で書くといいでしょう。
ブログプロフィールの構成その1・キャッチコピー
キャッチコピーは文中のあちこちに入れて読者の興味を持続させるべきものです。
しかし、プロフィールの場合は前書きのあたりで必ずキャッチコピーを入れてください。
ここで失敗すると、あとでどんなにいいことを書いても、きちんと読んでくれる読者が激減します。
というのも、ネットユーザーは最初に「記事を読むか読まないか」の判断をするからです。
ここで、アクセスしたユーザーに「記事を読む」を選択させないと続きを読んでもらえません。
さらに付け加えるなら、「アクセスしたからにはユーザーはきちんと自分の記事を読むもの」と勘違いしている人はかなり多いです。
自分のネット上での行動を思い返せばそんなことあり得ないはずなのに、自分が一所懸命に記事を書く立場になると多くの人がこの勘違いをします。
まあ、私もそうだったので、気持ちは死ぬほどよく分かりますけどね。
ひとまず、アクセスしたユーザーはまだあなたの記事を読むと決めてすらいません。
なので、記事のかなり最初の方で、ユーザーが続きを読みたくなる決め手が必要なのです。
その決め手となるのが前書きのキャッチコピーというわけですね。
それでは、前書き部分のキャッチコピーでは何を書くべきなのでしょうか。
それは、以下の2つです。
- ベネフィット・・・この記事を読んであなたは何を得られるか、どんなメリットがあるか
- トランスフォーメーション・・・この記事を読んであなたにどんな変化が起きるか
例えばこの記事の前書きにも、ベネフィットを入れていますよね。
また、今回の講座で学ぶことで、あなたは濃い読者の心を掴み、メルマガ登録数や成約数を伸ばすことが出来るでしょう。
この一文がなかったら、あなたも「この記事の続きを読みたくなる気持ちが起きてなかったかも・・・」と思いませんか?
こういうの地味だけどかなり重要ですので、プロフィールだけじゃなくて、講座系の記事や商品販売記事でも意識しましょう。
ちなみに、私のプロフィールの前書きに入れてあるキャッチコピーは以下の文です。
そしてネットビジネスにはそのような人生を実現させる力があります。
なぜなら、正しくネットビジネスを学べばパソコン1台で独立して生きていけるからです。
「この人の元で学べば私もパソコン1台で独立出来るのかな」と読者に思ってもらえたら、メルマガにも登録してもらえるでしょう。
だからこういうキャッチコピーを入れたわけです。
さて、あなたのプロフィールの冒頭で書くべきキャッチコピーですが、それはあなたのブログがどんなブログなのかによって変わってきます。
ひとまず、最初にキャッチコピーとなる文言を打ち出してください。
「最後まで読んでくれれば分かる」はネットユーザーには通用しません。
ブログプロフィールの構成その2・自己開示
自己開示とは意味はそのままで、自分がどんな人間なのかを相手に伝える行為です。
しかし、自己開示のやり方も勘違いしている人が多いので、ここでしっかり学びましょう。
プロフィールの自己開示でダラダラと自分のことを語るのはNG
自己開示と言われて、あなたはどんな内容を思い浮かべましたか?
- 出身地
- 略歴
- 趣味・特技
- どんな性格か
多分、こういう内容を連想したと思います。
もちろん、こうした要素をある程度は盛り込まないと、読者はあなたがどんな人かを想像できません。
しかし、何の脈絡もなくダラダラと自分の情報を並べるのはやめましょう。
なぜなら、読者は常に「この人は自分に何を与えてくれるんだろう?」と無意識に期待しながら読んでいるからです。
あなたも、今この瞬間まで無意識にメリットを期待しながらこの記事を読んでいたはずです。
つまり、読者がメリットを期待出来なさそうな内容をダラダラ書くと、離脱されるリスクが高まります。
なので、あなたの情報を一覧形式にするなら必要最低限のコンパクトなスペースに収めましょう。
プロフィールの自己開示は、自分のストーリーを理想の未来につなげる
それでは、自己開示はどんな風に行えばいいのでしょうか?
そのコツは以下の2つです。
- ストーリー要素を入れる
- 理想の未来に話をつなげる
自己開示をストーリーに乗せ、そのストーリーの結末が理想の未来につながるようにするわけです。
理想の未来は後で説明しますが、「俺もそこに行きたい!」と思ってもらえれば立派なメリットの提示です。
なので、理想の未来に話がつながるように自分のことを語れば、自己開示とメリットの提示が両立します。
それでは、「ストーリー要素」はどうやって入れるのでしょうか?
この答えはシンプルで、「心の変化」を入れることです。
例えばあなたが感動した映画やアニメの名シーンを思い出してください。
そのシーンには何かしら心の変化が入ってなかったですか?
あるいはそれを成長と言い換えてもいいかもしれません。
「心の変化」はそのくらい、人間の印象に残るものだと言えます。
つまり、あなたの考え方や心境が変わった経緯を入れればいいわけです。
だから私のプロフィールにもそうした心の変化を入れています。
- 変化前・・・行き詰った人生を打開するため、とにかく売り上げをアップすることしか頭になかった
- 変化後・・・本当の意味で読者に対して親身になっていなかった。これからはお客さんに喜んでもらえるビジネスをしよう
これだけを見ると、何だかありきたりに見えるかもしれません。
だから、この心の変化を臨場感を持って伝えるのがエピソードなのです。
というわけで、ここまでをまとめましょう。
- 考え方や心境の変化を入れる
- 自分が「変化後」に理想の未来にたどり着く
- その考え方や心境の変化を臨場感を持って伝える出来事で説得力を補強する
この3つを守れば、最低限のストーリー性を確保でき、読者の印象に残りやすいプロフィールが出来ます。
ブログプロフィールの構成その3・理想の未来(または理念・コンセプト)
理想の未来、理念、コンセプトはどれも意味はほぼ同じです。
ここで大切なことは、「この人について行ったらどうなるの?」という読者の問いに答えることです。
ここでも悲しい勘違いというか、「それでいいのか?」と言いたくなる理念をよく見かけます。
例えば、以下のようなコンセプトを見たことがありませんか?
詐欺商材をメッタ斬りにし、役に立つ商材のみをご紹介するという理念の元(以下略)
これが理念ということは、「この人について行って得られるものは役に立つ商材の情報だけ」と読者に解釈されます。
まあ別にそれでもいいなら構わないんですが、私としてはもうちょっと「人生」のレベルで理想の未来を語る方がいいと思います。
というのも、ここで何を語るかで、読者があなたに期待するものの大きさが変わるからです。
- 役に立つ商材の情報
- 会社に縛られず、パソコン1台で稼ぎ自由に生きる人生
さっきの例で言うと、読者が管理人に期待するものの大きさがこれだけ変わります。
ですので、「人生が変わる」「生活が変わる」くらいのスケールで理想の未来を語ってください。
ブログプロフィールの構成その4・価値提供
「価値を提供する」というのは、ブログの全てのコンテンツで意識しなければいけません。
というのも、読む価値がないと思った瞬間に読者は記事を閉じます。
それに、あなたがこの記事をここまで読んでくれているのは、読む価値を感じたからですよね。
さて、このように何かの形で読者に価値を感じてもらわないと、読者をブログに維持することが出来ません。
それでは価値は一体どうやって提供するのでしょうか?
価値の提供の仕方については専用の記事を書きましたのでそちらを参照してください。
【参考記事】
参考記事を読んでもらえば分かりますが、理想の未来や自分のストーリーも価値提供のうちに入ります。
「じゃあもういいじゃん」
とあなたは思ったかもしれませんね。
ただ、ビジネス用のブログのプロフィールなら、そのビジネスに関する価値を入れた方がいいです。
というのも、プロフィールの段階で「この人は知識もしっかりしてる!」という安心感を読者に感じて欲しいからです。
例えばネットビジネスのブログならちょっとしたノウハウやマインド的なタメになる情報を混ぜておきます。
私のプロフィールでもビジネスマインド的な話をちょっと入れてますよね。
あなたがネットビジネス以外のテーマでブログをやっているなら、以下のような感じで考えてみてください。
- 恋愛系の情報商材を売っているなら、恋愛系のワンポイントノウハウ的な話
- ダイエットがテーマのブログなら、何かしらダイエットに関する役に立つ話
何か1つウンチクを入れるだけで、「この人はちゃんとこのジャンルに詳しいんだ」と読者に思ってもらえます。
ここまでをまとめると、「自分はこのテーマに詳しいんだ!」と読者に伝わるような文章を1つ入れておきましょう。
ブログプロフィールの構成その5・行動の呼びかけ
プロフィールの最後では、何かしら行動の呼びかけをしてください。
というのも、ブログの読者は次の行動を教えてくれないとどうしていいか分かりません。
例えばあなたが記事を読んでいて、記事下まできた時に誘導リンクが何もなかったら普通に×を押さないですか?
このように、読者は基本的に目の前にあるものしかクリックしないので、記事の最後にリンクが何もなかったらそのままサヨナラされます。
それでは、プロフィールの最後でどのような行動を呼びかけたらいいのでしょうか。
それはズバリ、以下の2つです。
- メルマガ登録
- お問い合わせでのメッセージの促し
どんなテーマのブログでも、この2つはまず必要になってくると思います。
この呼びかけ方に関しては、読者に寄り添う姿勢を見せることが大事です。
というのも、そういう姿勢を見せた方が読者は安心するからです。
もちろん、以下のような書き方でもメルマガに登録してくれる人はいます。
私についてくるとこんな未来が手に入ります!
だからメルマガに登録しましょう!
これに対して、私のプロフィールでは呼びかけ前にこんな文章を入れています。
しかし、それでも人生を変えたい!と本気で思っている人は仲間として接したいと思っています。
これは「仲間として一緒に頑張って行きましょう」というメッセージですね。
こういうメッセージがあった方が「真剣に自分に向き合ってくれそう」みたいな安心感を感じませんか?
この「読者に寄り添ってます」という姿勢は人によって色々な見せ方が出来るので、自分なりの書き方を考えてみてくださいね。
ブログプロフィールの書き方 まとめ
今回の講座の内容をまとめましょう。
- プロフィールは読者の心をガッチリ掴むくらいの勢いで書く
- 前書きにキャッチコピーを入れないと、後でどれだけいいことを書いても中々読んでもらえない
- 自分のことはダラダラ語らない。「心の変化」「変化した後に理想の未来にたどり着く」「エピソードで説得力を補強」の3つを守れば大丈夫
- 理想の未来(理念)の設定でミスると、読者があなたに期待するものがすごくショボくなる
- 自分がブログでやっているテーマに詳しいことが伝わるように価値提供する
- 読者が次に何をするべきかきちんと書く。その時、「読者に寄り添ってます」という姿勢を見せる
これらを全部守ってプロフィールを書けば、かなり読者の印象に残るものが出来るでしょう。
それでは今日はこの辺りで失礼します。
何か相談したいことがあれば、遠慮なくメッセージをくださいね。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。