田村です。

 

介護職の夜勤は夜勤手当がついていることもあり、夜勤専従のバイトも収入アップ方法の1つとして注目されています。

 

しかし、簡単に「介護職の夜勤」と言っても、勤務時間や仕事の大変さ、夜勤単価などは全く異なります。

 

特に介護業界はブラック施設も多いので、就職活動中のリサーチが甘いと地獄を見ることもあるわけです。

 

というわけで今回は、介護業界の中でもかなりブラックな施設での私の体験を元に、“ブラック施設の”夜勤あるある集をお届けしたいと思います。

 

そもそも介護の夜勤って、どんな仕事内容なの?

 

 

まずは、一般的な夜勤の仕事内容を確認していきましょう。

 

もちろん、小規模多機能、特養、グループホームなど施設の形態によって仕事内容も異なってくるでしょう。

 

ただ、私がリサーチしてみたところ、大体どこも以下のようなスケジュールで動いています。

 

【2交代制夜勤の一般的スケジュール例】※2交代制は後で解説

 

施設ごとの細かい違いを言い出すとキリがないですが、夜勤のスケジュールは大よそこんな感じです。

 

「なんだ、21:00~翌5:00まではのんびり出来そうじゃないか」

とあなたは思ったかもしれません。

 

しかし、深夜帯には様々なトラブルがあり、しかも夜勤はワンオペ(一人で全部やる)の場合が多いです。

 

そして、運が悪いと以下のようなトラブルに複数遭遇し、休憩どころではありません。

 

  • 利用者が5分おきに部屋から出て徘徊しようとする
  • 夜中に奇声を発したり騒ぐ利用者と、そのせいで眠れないとキレてくる利用者
  • 利用者が5分おきにコールを乱打してくる
  • トイレの中を至るところ便まみれにされた
  • 大量の便失禁があり、シーツまで便まみれ。しかも運が悪いと2回以上これに遭遇することも。もちろん一人で処理する。

 

ちなみに運よくこういうトラブルが起きなければ、2時間くらい仮眠できた時もあります。

※仮眠が取れるほど静かな夜はめったにありませんが

 

利用者も日によって言動が違うので、同じ施設でも夜勤のきつさは運にかなり左右されるわけですね。

 

夜勤の形態はどんなものが多いの?平均で何回くらいやるの?

 

夜勤には大きく分けて2交代制と3交代制があります。

 

また、2交代制と3交代制の混合などの特殊な制度もありますが、そういうのは例外的なものなのでここでは解説しません。

 

さて、2交代制と3交代制について見ていきましょう。

 

【2交代制とは】

  • 1日を日勤帯(8:00~17:00)と夜勤帯(17:00~8:00)に分ける。つまり夜勤は16時間勤務
  • 休憩時間は2時間の場合が多い

 

【3交代制とは】

  • 1日を昼間(7:00~15:00)、夕方(15:00~23:00)、夜(23:00~7:00)に分ける。つまり夜勤は8時間勤務
  • 休憩時間は1時間の場合が多い

 

※いずれも時間帯は一例であり、施設によって異なる

 

このように夜勤形態は2つあるとは言っても、実は90.2%もの施設が2交代制なんです。

医療労働(2017年2月号)の19ページ参照

 

というわけで、この記事では2交代制夜勤についてのみお話します。

 

さて、先ほど述べた通り、2交代制夜勤は約16時間と長いです。

 

なので、2交代制夜勤は職員への負担も大きいです。

 

いくら正社員だからって、16時間のワンオペ夜勤を月に10回とかやらされたら私だって倒れます。

 

それでは、介護職員は平均で何回ほど夜勤をするのでしょうか?

 

医療労働(2017年2月号)の26ページに、各施設へのアンケート結果が載っています。

 

それによれば、どういう形態の施設であれ平均夜勤回数は「大体4回くらい」と判断していいでしょう。

 

ちなみに私も平均して月4回くらいに調整してもらっていました(今月は5回もあるから来月は3回で勘弁してくれ、など)

 

あくまで私の場合ですが、夜勤が「週一回」というペースを超えると心理的な負担が増すんですよ。

 

偶然かもしれませんが、似た様な心理が働く人が多いからアンケートでも平均が月4回くらいになったようにも思えます、

 

さて、介護職の夜勤の全体像は伝わったでしょうか。

 

それでは、いよいよ私の体験と見分に基づく、ブラック施設の夜勤あるあるをお話します。

 

ブラック施設夜勤あるある1・休憩時間2時間のはずが休憩をとれない

 

 

2交代制夜勤の場合、大体の施設が夜勤の休憩時間は2~3時間くらいで設定しています。

 

私が昔働いた施設もそのくらいの休憩時間の設定でした。

 

 

しかし!

 

 

実際は一秒たりとも休憩できずに16時間ぶっ通しはブラック施設の夜勤あるあるなのです。

 

どういうことなのかもう少し解説します。

 

利用者の数は施設にもよりますが、夜勤は20~30人を一人で受け持つことも珍しくありません。

 

また、先ほど述べたように、夜勤は基本的にワンオペで様々なトラブルに遭遇します。

 

復習すると、こういうトラブルがよくあるわけです。

 

  • 利用者が5分おきに部屋から出て徘徊しようとする
  • 夜中に奇声を発したり騒ぐ利用者と、そのせいで眠れないとキレてくる利用者
  • 利用者が5分おきにコールを乱打してくる
  • トイレの中を至るところ便まみれにされた
  • 大量の便失禁があり、シーツまで便まみれ。しかも運が悪いと2回以上これに遭遇することも。もちろん一人で処理する。

 

そして、あまりにも運が悪い時は1秒も休憩できずに残業に突入し、17~18時間ぶっ通しで働くことだってあり得ます。

 

というか私はそんなことがありました。

 

もちろん、先述のように仮眠を取れる夜もあるので、その辺りは運次第ですね。

 

余談ですが、深夜帯にも関わらずどうでもいいことでコールを乱打した挙句、「職員は使わないといかん」などと言い放った利用者がいましたね。

(この人を仮にAさんと呼んでおきます)。

 

それを直接言われた同僚はかなりキレておりました。

 

まあ、Aさんはそういうことを平気で言える人なので、普段の言動や性格も結構ひどいんですよ。

※Aさんの性格は私の中では「最低な老人ランキング」のワースト3に入るくらいひどい

 

そんな中、Aさんは入院し、医療行為が常時必要な体になりました。

 

そしてAさんの退院を施設で受け入れるべきか職員でアンケートを取った時に、迷いなく全員が「無理」と答えたのはさすがに笑いましたね。

 

「いや、○○を××すれば、何とかウチでAさんの面倒を見れるんじゃない?」

なんてまともに考えようとした人は一人もいませんでした。

 

「日ごろの行い」という言葉をこれほど噛みしめることもそうそうないでしょうね。

 

ブラック施設夜勤あるある2・休憩を取れてないのに休憩時間分の給料を引かれる

 

 

さて、先ほど休憩を取れるかどうかは運次第と言いました。

 

「ということは、休憩を返上した分はもちろん請求できるんだよね?」

 

ブラック施設がそんな甘いわけありません。

 

少なくとも、私がいた施設では休憩時間は平均で実質30分を切りますが、その分が給料に反映されたことはありません。

 

あと、Twitterを見ていたら同じ境遇の人を発見しました。

 

 

やっぱり、休憩時間は使い切っている前提で給料は計算されますよねー。

 

こんなことがまかり通るのは日本だけではないでしょうか。

 

実際は休憩なしで働いていることも多いのだから、会社はその分の給料を払うべきだと本当に思います、

 

ブラック施設夜勤あるある3・仕事があり得ないほど多い

 

 

たまに、こんなことを言っているサイトを見かけます。

 

  • 夜勤は入浴介助もレクリエーションもないから、仕事が少ないよ♪
  • 夜勤は一人だから、マイペースに過ごせるんだ♪

 

私は先ほど述べたような現実を味わい尽くしているので、こういうことを吹聴しているサイトを見るとイラッときますね・・・

 

まあでも、私の知人でホワイト施設に勤めている人は適正な仕事量の夜勤をやっていました。

 

その知人は本当に、上記のようなマイペースな夜を過ごせていたようです。

 

このようにホワイト施設は一応、実在します。

 

ただ、悲惨な夜勤をしている介護士は大勢いることも知っておいて欲しいです。

 

ブラック施設夜勤あるある4・夜勤明けの翌日が仕事

 

 

 

繰り返しますが、2交代制の夜勤は夕方から16時間ぶっ通しなので生活リズムが狂います。

 

そういったことを考慮して、どこの施設でも「夜勤明けの翌日は公休」は暗黙の了解です。

 

私がいた施設でさえ、「夜勤明けの翌日は公休」は(最初のうちは)守られていました。

 

 

しかし!!

 

 

私が勤め始めて1年ほど経った時、集団退職事件が起きました。

 

しかもそれは、わざわざ根回ししてみんなで辞めるという割とタチの悪い事件です。

 

おかげでしばらくはあり得ないブラックシフトが組まれました。

 

ええ、「夜勤→明け→早番」というクソみたいなシフトが平然と組まれるようになったのです。

 

ここで補足ですが、「早番」「遅番」は介護施設の定番のシフトです。

 

  • 早番・・・6:00~7:00くらいに出勤。15:00~16:00くらいまで
  • 遅番・・・10:00~12:00くらいに出勤。19:00~21:00くらいまで

※施設によって時間帯は異なる

 

見ての通り、早番は出勤が早いので、朝4時~5時起きになる人が珍しくありません。

 

そう考えると、「夜勤→明け→早番」がどれほど酷いかよく分かるでしょう。

 

分かりやすく書くと、以下のような感じです。

 

  • 1日目(夜勤)・・・16:00勤務開始
  • 2日目(明け)・・・9:00勤務終了
  • 3日目(早番)・・・朝6:00勤務開始

 

これが毎月のように平然と組まれる恐ろしさが伝わったでしょうか?

 

ちなみに、やっぱりTwitterで探すと同じ境遇の人が見つかりますね・・・

 

 

ええ、分かりますとも。

 

職員が少なすぎて、まともなシフトが作れないんでしょ?

 

介護施設なんて必要最低限の職員数すら揃っていないところが沢山あります。

 

なので、SNSで探せばそりゃ私と同じ境遇の人は見つかりますよね。

 

まあ、「夜勤→明け→早番」だけで済めばまだ幸せかもしれません。

 

ネタでも何でもなく、私は以下のようなあり得ない5連勤を何度かやりました。

 

  • 夜勤→明け→早番→遅番→早番・・・「遅番→早番」も、帰宅が遅いのに翌朝早くてかなりきつい
  • 夜勤→明け→夜勤→明け→早番・・・夜勤2連続で体内時計が夜型に傾いている時の早番はマジできつい

 

「うわ・・・この田村という人は本当に底辺を味わったんだな・・・」

 

残念ながら、上には上がいます。

 

私の同僚は、「明けの日に夜勤入り」という信じられないことをやらされていました。

 

スケジュールはこんな感じです。

 

  • 1日目(夜勤)・・・16:00勤務開始
  • 2日目(明け&夜勤)・・・9:00勤務終了、16:00勤務開始
  • 3日目(明け)・・・9:00勤務終了

 

さすがに私は断固拒否したので、そこまでは強制されませんでした。

※いくらなんでもこれを強要すると労基署に訴えられた時に会社側に勝ち目がないですからね

 

というか、これを引き受けた同僚がお人好し過ぎたと言うべきでしょうか・・・

 

ここまでやられても誰も労基署に通報しなかったのは今でも不思議です。

 

まあ、労基署に「相談」しに行った人は何人かいましたが・・・

 

やっぱり、それ以上に事を荒立てる勇気は中々出ないんでしょうね。

 

ちなみに、「夜勤って楽しいよ♪」的なニュアンスのサイトでは、よくこんな感じで書かれています。

 

  • 夜勤明けの人は退勤時間が近づくとテンションが高くなる人が多い
  • 夜勤明けからそのままジムに行ったり遊んだりする人も♪
  • 夜勤明けは翌日が公休だから連休のような気分♪

 

これがウソだとまでは言いません。

 

私がいた施設では、「夜勤明けの翌日は公休」が守られていた頃は確かに連休気分でした。

 

また、タフな人だと夜勤明けの人がそのままモーニングに行ったりする場合もありました。

 

ただ、さっき述べた集団退職事件によって何もかもが地獄に変わりましたが・・・

 

ひとまず、夜勤で地獄を見ている介護士なんていくらでもいることは申し上げておきたいです。

 

ブラック施設夜勤あるある5・ウソ・・・私の夜勤手当、低すぎ?

 

 

「夜勤をやって収入アップ♪」みたいな表現って、介護系のサイトでよくありますよね。

 

しかも、夜勤単価を2万5000円くらいで計算して、「夜勤専従で月に10回もやれば月収20万超え♪」なんて言ってるサイトもありました。

 

ひとまず、東京で介護職・夜勤の求人を出しているサイトを見てみましょう。

 

※画像はindeedの求人検索結果より引用

 

東京でさえ、軒並み15時間勤務で1.5万円くらいなんですが・・・

※夜勤単価2万超えのところは勤続年数などの条件がついている

 

私がいた施設は地方だったので、16時間勤務で1万2000円とかいう信じられない夜勤単価でしたね。

 

ちなみにちょっとややこしいのですが、ここで言う「夜勤単価」はバイトや夜勤専従の人が夜勤をした時にもらえる金額のことです。

 

正社員が夜勤に入ると、一回につき「夜勤手当」が5000~1万円ほどつきます。

 

「じゃあ、シフトを全部夜勤にしてもらえば、月10回ちょっとで夜勤手当が5~10万円もつくぞ!基本給も合わせてウハウハ!」

 

これを現実にやってもウハウハ出来ない介護士も実在します。

 

 

このツイートで言っているのは、恐らく「正社員が夜勤月10回で手取り15万」ということでしょう。

 

まあ、介護職で夜勤をやらずに勤務すると手取り10万円なんて普通にあり得ます。

 

また、夜勤手当5万円を考えるとこのツイートの内容はごくありふれたケースですね。

 

余談ですが、夜勤の求人票で「時給1000円」とか「時給1200円」とか書かれているのは安易に信じない方がいいでしょう。

 

なぜなら先述の通り、「休憩時間は使い切っている前提」で給与を計算されるからです。

 

さらに、そういう実態を分かった上で休憩時間を3~4時間など長めに設定している施設もあります。

※私がいたところがそうでした

 

そういうブラック施設では、実働時間が13時間くらいになるので、時給1200円でも一晩で15,600円です。

 

休憩時間が実質ゼロで16時間ぶっ通しで、15,600円にしかなりません。

 

いくら「余った時間でお小遣い稼ぎ」のつもりだとしても、これだけハードなことをやって15,600円は割に合うのでしょうか?

 

その辺りは、人それぞれの判断ですね。

 

まとめ

 

 

なんだか、私が介護という仕事に悲観的だと思われたかもしれません。

 

確かに利用者からの暴言暴力は日常茶飯事ですが、私はなんだかんだで介護の仕事自体はそこそこ楽しめた部分もあります。

 

ただ、人手が足りな過ぎてブラックシフトになっているのと、給与面の待遇はこの業界が抱える底知れぬ闇としか言えませんが。

 

そして、収入面での将来不安からブログを始めたのはプロフィールの通りです。

 

介護士は、まともに時給で働いているだけだといつも生活がギリギリになりますからね。

 

リスクの低いブログで副収入を出せれば、生活も向上するでしょう。

 

それでは今日はこの辺りで失礼します。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

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